セカンド・プラネット「国民保健体操 1940/2020」

セカンド・プラネット「国民保健体操 1940/2020」

国民保険体操は1928年に昭和天皇の御大典記念事業の一環として始まりました。1934年以降に全国ラジオで放送されるようになってからは一般にラジオ体操と呼ばれるようになりました。毎朝ラジオから流れてくる号令や音楽に合わせて、全国の家庭や職場、学校や広場で同時刻に皆で体操が行なわれたのです。それは日本国内にとどまらず植民地や占領地においても国旗掲揚や国歌斉唱、宮城遥拝とセットで励行されたのでした。ラジオ体操は国家の要請に応じて近代的な身体と国民を生産する装置として重要な役割を担ったと言えるでしょう。今回は戦争で実現しなかった1940年の東京オリンピック時代の初期ラジオ体操を現代に再現しました。